ハーブの苗を販売するのに必要な資格とは?(概要と難易度)


自分で育てたハーブをもっとたくさんの人に役立ててもらいたいと思ったならば、そのハーブの苗を販売して広めましょう。その時に気になるのは、ハーブの苗を販売するための資格です。
どんな資格が必要になり、どんな手続きが求められるのかをしっかり確認しておきましょう。法律に触れてしまう恐れもありますので、慎重に進めることがポイントです。

ハーブの苗を販売するのに必要な資格(概要と難易度)

基本的にハーブの苗を販売するための特別な資格は必要ありません。もちろん販売する場合の規模によりますが、個人経営のサロンやカフェで取り扱う規模ならば販売は十分可能です。
販売時に覚えておきたいのは、それぞれの苗には著作権のようなものが存在しています。種苗法とも呼ばれていますが、ハーブに限らず野菜や果物、穀物などの苗木は法律によって保護されている場合があるのです。
ハーブにおいても、種苗法によって保護されている品種がいくつかあります。それらの品種について正式に苗を販売する場合は、その苗を販売するための権利を持っていなければいけません。
販売の権利を持っていない場合には、その品種については個人で楽しむに限りましょう。販売したりすることはできませんので、その点には注意です。
ただしハーブの場合は、品種改良されていない原種のハーブも多く存在します。それら原種ハーブの場合は増やして販売することも可能です。もちろん、合法的に販売できる品種に限るという点には注意が必要です。

ハーブの苗を販売するための資格は特に不要とは言いましたが、実際に顧客を獲得するためには資格が必要でしょう。
ハーブは、大きく2つの取り扱い方法に分かれています。一つは一般的な食品としてのハーブですが、もう一つは薬事法で扱わなければいけないハーブです。
ハーブの中には、医薬品としての性質を持っている物もあります。正しい使い方を守れば薬ですが、間違えれば副作用により毒にもなるのがハーブの危険なところです。
販売できるハーブの苗の種類を広げたり、顧客からの信頼を得るためには薬剤師の資格は一つおすすめです。
そのほかにも、入門向けからプロ御用達のハーブ資格がありますので、自分のハーブ苗の販売規模や方向性に合わせて専門資格を取得しましょう。

ハーブはどれも植物という点では共通していますが、その性質によって取り扱いがさまざまです。食用として一般販売が可能なものから、医薬品として取り扱わなければいけないもの、その他観賞用などもあります。
場合によっては種苗法などで登録されている品種もありますので、販売する場合は専門的な知識が必要です。法律違反になってしまう恐れもありますので、資格取得を通してこれらの知識を身につけておくことが大切です。


ハーブのおすすめ資格

ハーブについて学び始めるには、手軽なweb講座がおすすめです。
formieのスパイス&ハーブコンサルタントは初心者向けに網羅された内容をスマホで学習できるので、初めてハーブを学ぶ方にはおすすめです。
→おすすめハーブの資格はこちら

ハーブ資格
ハーブ資格TOP