シニアハーバルセラピストの概要と難易度


2015年10月からスタートしたシニアハーバルセラピストの資格は、メディカルハーブについて深い知識を得ることが出来る資格です。
認定校で18単位からなる講座を受講すると、受験資格を得ることが出来ます。資格試験は半年に一度、5月と11月に行われています。
ハーバルセラピストの資格よりも、より専門的な知識を持っていることを証明するのが、シニアハーバルセラピストの資格です。

シニアハーバルセラピストの概要と難易度について

シニアハーバルセラピストになるために必須の認定講座ですが、どのようなことを勉強するのでしょうか。
植物療法についての一般的な知識に加えて、ハーブのどんな成分が、治療や老化制御に効果的なのかを掘り下げていきます。何かの病気の薬を処方されている人が、ハーブ療法を受ける時に、どんな事に気をつけるべきかを学ぶことも出来ます。
ハーブや精油を調製したり、調製したものが人間の消化器系や循環器系、そして呼吸器系にどのような影響を与えるのかもじっくり学んでいきます。植物療法が比較的よく効くと言われている、神経系や免疫系についても、詳しく学べるでしょう。
妊娠や出産などの大きなライフイベントの際に、シニアハーバルセラピストとしてどんなサポートが出来るのか、また子供を育てていく時に、ハーブが子供の健康維持にどんな役割を果たすのかも知ることが出来ます。
高齢化問題や生活習慣病の増加に、シニアハーバルセラピストとして、どのように取り組んで行くことが出来るのかも考察出来るでしょう。

シニアハーバルセラピスト資格認定試験は2時間行われます。試験開始の15分前に、試験内容の説明がなされますので、早めに試験会場に着いておくようにしましょう。
学科試験は、選択式と記述式となっています。受験資格は、既にハーバルセラピストの資格を持っていることと、シニアハーバルセラピストコースを受講していることです。

難易度の高い試験となっていますが、どのように試験対策をしていったら良いのでしょうか。
成分などをただ暗記することに加えて、ハーブの仕組みや効能の流れをきちんと理解するようにしましょう。体の免疫システムやホルモンの仕組みについて、よく理解していることが求められます。
ハーブを使った料理などに関しては、どんなハーブを何種類使うかとか、何グラム使うかと言った細かな点も出題されます。数字などもしっかりと覚えるようにしていきましょう。

シニアハーバルセラピストは、難易度の高い資格となっていますが、認定校による講座をしっかり受けることで、資格取得の助けになります。個人でもしっかりと試験対策を行い、早期の資格取得を目指していきたいですね。


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