ホリスティックハーバルプラクティショナーの資格は、メディカルハーブの上位資格であるハーバルプラクティショナーの資格がないと取得できない、非常に専門的な資格です。ハーブについての知識を持っているだけではなく、医学についての知識をベースにしながら、メディカルハーブを扱っていくことが出来る事を証明する資格となっています。
特定非営利活動法人日本メディカルハーブ協会が認定する資格で、この資格を持っていると、基礎医学を基にして肉体的な健康や精神的な健康をサポートしていける専門家だと協会から認定されることになります。
ホリスティックハーバルプラクティショナーの概要と難易度について
ホリスティックハーバルプラクティショナーの資格を取得するには、協会が認定する認定校で講座を受講する必要があります。
基礎化学や基礎医学についての40単位と、代替医療やホリスティック医学概論についての32単位です。合計72単位を受講する必要がありますが、この全てを修了した後に、3日間の実地研修も履修しなければなりません。
全ての講義を修了するには、1年前後の時間が掛かります。これらのコースを修了すると、認定試験を受けることが出来るのです。
認定講座の中で扱われるのは、生物学や植物学、そして解剖生理学や栄養学となっています。ホリスティック医学や東洋医学についても学んでいきますし、伝統医学や民間療法なども含めて幅広い医学の分野が扱われます。
試験方法は、選択式の学科試験となっており、ハーバルセラピスト資格認定試験と違って記述式の問題はありません。
受験資格は、既にハーバルセラピスト資格を持っていることと、ホリスティックハーバルプラクティショナーコースを修了していることです。認定試験は毎年、5月と11月の二回実施されています。
講座を全て終わらせるのは、長丁場になりますが、幾つかの認定校ではクラスを少人数制にして、しっかりと学習をしていけるようにしています。
1単位が2時間とボリュームがあるので、集中力を保たせることが出来るように、講師と生徒の距離を近くしている学校もあります。1日だけ体験学習に参加できるような、サービスをしている学校もありますので、積極的に活用しましょう。
認定校自体が、ハーブ見学会や森林療法会などのイベントを主催することも有り、飽きずに1年間学び続けられるように工夫しています。
ホリスティックハーバルプラクティショナーになるには、まず認定講座を修了することが重要となります。それぞれの認定校には特色がありますので、自分が楽しんで学ぶことが出来るような学校を選びましょう。
ハーブのおすすめ資格
formieのスパイス&ハーブコンサルタントは初心者向けに網羅された内容をスマホで学習できるので、初めてハーブを学ぶ方にはおすすめです。
→おすすめハーブの資格はこちら