ハーバルプラクティショナーは、特定非営利活動法人日本メディカルハーブ協会が認定する資格となっています。同協会が認定するハーバルセラピストやシニアハーバルセラピストより、上位の資格となっており、メディカルハーブについて深い理解が必要な資格です。
メディカルハーブの安全性や有用性を普及していくための知識があると認められた人に与えられる資格です。
ハーバルプラクティショナーの概要と難易度について
ハーバルプラクティショナーの資格の難易度はかなり高く、受験者の40%前後しか受からないと言われています。
資格取得のために受講しなければならない講座の単位数も、そのほかの資格よりも多く36単位となっています。ハーバルセラピストや、シニアハーバルセラピストの講座に比べると、2倍の単位数となっています。それぞれの単位数は、2時間とボリュームがありますので、かなり掘り下げてメディカルハーブについて学んでいきます。
講座の内容は、化学や生合成について扱われるものがあったり、糖類や脂質などの成分を扱うものがあったりします。テルペノイド・ステロイドやアルカロイドについて、詳しく解説される講義もあります。
今までの資格講座では扱われなかった、天然物質の構造にまで踏み込んで学んでいきます。構造式を見るだけでどんな化合物なのか、もしくは化合物の仲間なのかを、見分けることが出来るようになるまで勉強していきます。機能性天然物質や、天然物質をリード化合物にした、医薬品についても扱われます。
試験対策となる予想問題が講座の中で扱われていきますので、予想問題を何度も解くようにしていきましょう。
認定試験の方式は、選択式と記述式になっています。100文字以内で質問に対する解答を記述するものは、難易度が高いと言われているので、しっかりと対策をしておきましょう。
受験資格は、既にシニアハーバルセラピストの資格を持っていることと、ハーバルプラクティショナーコースを修了していることです。
試験対策としては、100文字記述の問題への対策を中心にしていくとよいでしょう。
全体の中では数問しか出題されないことがありますが、難易度が高いので、周到な準備が必要です。インスリンやαリノレン酸についてや、薬物相互作用やタンニンについて簡単に説明できるようにしておきましょう。
高度なメディカルハーブについての知識が求められるハーバルプラクティショナーの資格は、しっかりとした試験対策が必要です。講座をきちんと受講したり、独自で復習をしたりして、資格取得に向けて入念に準備をしていきましょう。
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